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毒薬の選択は専門家にご相談を

ホウ酸団子はスーパーでも売っているゴクブリ駆除薬だが、これを食べて中毒を起こすワンコが絶えない。
スプレー式の殺虫剤を台所の床にまいたり、蚊が多いからと、ワンコのいる場所に噴霧する人もいる。
ネズミ駆除薬の多くは、一袋でワンコの命も奪う。

特にホウ酸は劇薬指定も毒薬指定もなく、昔の人は洗眼液として使っていたので気楽に買ってしまう。
「ホウ酸 中毒」で検索してほしい。

例えば福岡県薬剤師会のHP http://www.jp-info.com/fukuyakuqa/qa01/qa01_53.htm
20kg30kgある小児での死亡率が60%である。犬に例えれば秋田やラブラドールレトリバークラスだ。こういう薬は体表面積や体重により危険度が決まる。小型犬だと5倍の濃度になるから・・・
”不可逆的な組織障害を起こし”とある不可逆的という言葉は、治療しても元に戻らない、治らないという意味である。

幸い、自家製でなければ、濃度も低く、プラスチックケースに入っていて、誤食後すぐに飼い主が気付いて動物病院に運ばれるケースが圧倒的で、死亡例には出会っていない。
ゴキブリには、フィプロニルという苦くて犬には毒性の低い駆除薬が販売されている。ココココココ。自然分解しにくいらしく、今後環境問題としてあげられるかもしれないが、ホウ酸に比べれば安心度は桁違いである。

ネズミ駆除剤では、ワルファリン、クマリン、クマテトラリルなどと書かれたものは、ペット・小児のいる家庭では禁忌だと思う。町内会で配ってきても受け取ってはいけない。現在の日本でネズミの害などたかがしれている。命と近所つきあいとどっちが大事かと、隅田という獣医師がが云っていた、文句あるならここに云えと云ってくれていい。
ドーベルマンでも中毒を起こして、血が止まりにくくなった例を経験している。幸いすぐに吐かせたのと拮抗薬があったために死亡には至らなかった。
殺鼠剤としてはシリロシドという薬は催吐作用が強く、齧歯類以外は中毒を起こしにくいという。だから安全とは云いきれないだろうが、ハムスターやウサギなどの飼い主以外はこちらを選ばれたほうがいい。

有機燐剤、カーバメート、ピレスロイドなどは殺虫剤、防虫剤として広く使われている。比較的安全なものもあるが、無害ではないので、濃度と動物の体重で中毒の可能性がでることもある。

このエントリーは、要は何でも獣医師に相談してくれ、ということだ。

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