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ぼくらの「侵略」戦争

ぼくらの「侵略」戦争(洋泉社)を宮崎哲弥編著という言葉に惹かれていま読みすすめています。95年の本なので、現在の状況とは違っていますが、そのあたりも面白いと思っています。

戦後生まれの戦争責任は時々話題になりますが、私は責任ありでいいと思っています。ただ、根拠が歴史的なものでも人道的なものではなく、日本人としての利益を享受するなら不利益も享受すべきだとしています。
この本で宮崎氏は、個人の戦争への関わり方で責任の範囲が決まるとしています。自分の会社がどうだったか、先祖が何をしたか等。間違いじゃないでしょうが、それでは日本人というくくり方ができないように思います。また、あくまで個人の問題に限定されるうえに、責任をはたそうという若い個人の能力・意志に無関係になってしまって、現在の民主主義に合わないように思います。
いつもの隅田らしい乱暴さでお題を書きます。
戦後台湾に移住し、更に日本国籍をとった漢民族系日本人に戦争責任はあるでしょうか?現実問題として、その人の払った税金から、中国の化学兵器処理費用が捻出されています。責任無しというなら、その人は不当に税金を払わされた若しくは不当に流用されたということにならないでしょうか。
これを更に推し進めると、在日外国人が自分の払った税金からの捻出を拒否すると云った場合にはどうなるでしょうか。
先に書いた根拠により、日本国籍を選択した以上、日本に住むという選択をした以上、その人達にも責任をとってもらうということで如何でしょうか。
国籍も住所も決して容易ではないですが、変更可能です。どうしても加害者になるのがいやだというなら変更してもらいましょう。
個人の責任負担の違いは、現在の収入により税金等の負担に違いがでる、また積極的に戦争責任に関わろうという意志のある人はその人の力の及ぶ範囲で負担する(決して商売するということではありません)。ということでいいと思います。18歳を越えた人間はあまり親がどうこう云わない方がいいと思います。

まだ1/4も読んでいません。興趣深い文章が続くので、またこの本については書こうと思います。

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投稿: みんなのプロフィール | 7月 07, 2005 18:07

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